Tri-Coder(トリコーダー)はWindowsで動作する光切断法を用いた3Dスキャナです。現実にある物体を撮影した複数の画像から三次元の形状データを生成します。

被写体にスリット状の光を当てて撮影した複数の画像を本ソフトで変換すると

このような3Dのデータを作ることができます。

実際の形状データサンプルはこちら

撮影はスリット状の光を当てた被写体を一定の角度で回転させて行います。
他に一定間隔で水平移動させて撮影するモードもあります。
このような撮影を行うために私は専用の撮影台を製作していますが、簡単な撮影台の製作に関してはマニュアルを見て下さい。

使い方はまだ未完成のメモ書き程度ですがマニュアルにまとめてあります。
これは下のDownloadにあるものと同じです

Tri-Code開発再開

Ver.0.9のまま放置していたTri-Coderですが、プログラム面で協力してくれる人が現れたので開発を再開します。
まずやりたいのは分かりやすいマニュアルと、UIの改良です。

今まではBorlandのC++ Builderというどっちかと言えばマイナーな開発環境で作っていたので、ソースを公開しても意味が無いと思っていましたが、最近このC++ Builderの後継開発環境がTurbo C++と名を変えてリリースされました。
http://www.turboexplorer.com/jp/ 追加コンポーネントを使えないなどの制限は有りますが、無償版のTurbo C++ Explorerもあります。
このTurbo C++ Explorer環境でTri-Coderをコンパイルできることを確認しましたので良い機会ですのでソースも公開します。
GPLのような堅いことは言いません。使いたい人はいくらでも使ってください。
何かの参考になったら参考文献としてドキュメントのどこかに書いてもらえればそれで十分です。

ソースはバージョンは変えていませんが、XPで設定画面の大きさがずれたのを修正して、デフォルトの出力データ形式をDXFに変更しました。

Metasequoiaファイル(mqo)出力対応

前回は開発環境の確認程度だったので今回が実質再開後最初の変更になります。
今回の変更は出力3Dフォーマットに Metasequoiaのmqo形式を追加しました。
これまでもDXF形式経由でMetasequoiaに持って行くことができましたが、今制作中のPC制御の撮影台を使ってテクスチャを取り込めるようになったときにDXFではテクスチャを持てないので、テクスチャに対応してフォーマットが公開されているMetasequoiaへの出力に対応しました。
バージョンは0.9.1.0になります。

本ソフトはフリーウェアとします。

Download
 Tri-Coderプログラム本体、サンプル画像、出力サンプル、マニュアル、C++ソース ダウンロード

これらのファイルはウイルスバスター2007の
プログラムバージョン15.00.1329
エンジンバージョン8.32.1003
パターン3.953.50
で検査しています。

今後の予定

ご感想、要望等はBBSにお願いします。

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